手を伸ばしても触れられない

だって、アイドルだから

映画『ヒメアノ〜ル』感想 (ネタバレなし)

一足先に舞台挨拶付き先行上映を観てきました。

途中退席者続出なんて言われていたので、どんな映画かとワクワクしていましたが、

ヒメアノ〜ルはいいぞ

としか言えない。語彙力...


ネタバレないように書いてるつもりですが極力映画を観るまで知りたくないという方は読まない方がいいです。自己責任でお願いします。


感想


ショッキングなシーンは多いです。R-15指定なのでやはり過激かと思います。人を殺めるシーンはリアルで女性を暴行するシーンや自慰を行うシーンは目を覆いたくなるかもしれません。 特に人が死ぬシーンは殺される側の役者さんがめちゃくちゃ上手くて足がピクピクなっているのが頭にこびりついてしまいました。刃物で刺すシーンは血がブッシャーと出ます。
女性を暴行するシーンは本当に恐怖を感じました。

しかし、森田さんも吉田監督も「我慢してください」と舞台挨拶で仰っていました。
そんな酷なと思っていましたが、我慢してくださいとしか言えないです。
最後まで観てください。本当に最後まで観てください。

前半の濱田岳さん演じる岡田とムロツヨシさん演じる安藤と佐津川愛美さん演じるユカのほのぼのとした日常と少し絡み合う三角関係から一転森田剛さん演じる連続殺人犯森田とのサスペンスの対比はえげつなくて同じ映画を観てるとは思えないくらいでした。まさに日常と狂気が交錯していました。いや、日常の中にはいつだって狂気が潜んでいるのかもしれません。淡々と人殺しをする森田には非常に説得力がありました。憎しみから殺すだけでない邪魔だから殺すという野性的な考え方も理解はできるけど同調はできない。


序盤はゆるい笑いで場内でも結構笑い声が起こっていたんですけど、後半の人がテンポよく殺されるシーンの緊迫感は鬼気迫るものがありました。監督にいいように手のひらで転がされたように思えます。自分の意思では止められないほど感情が溢れてきて心が忙しくて悲しいとかつらいだけじゃない涙がでました。自分の感情が暴走した。

観終わったあとはたまらない寂寥感と切なさでいっぱいになりました。エモい。連続殺人犯森田を何故か抱きしめたくなってごめんねと言いたくなるそんな作品です。感情移入出来なかった森田がラスト5分で急にこっち側の人間になるというか。

そして森田剛さんの演技は本当に素晴らしいです。アイドルとしてV6としての森田剛さんのファンの方は観るのがつらいかもしれませんが、それくらい森田を演じているのです。そして、声これにつきますね。少し掠れた抑え目の声の演技が素敵でした。

まとめ

映画出演者のファンだけでなく映画好きな方にもおすすめしたいです。サブカル好きな人はたまらないと思う。ラストは原作と違うのですが、私はどちらも好きです。



何度だって観たい。

ヒメアノ〜ルはいいぞ
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